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溶ける常識、固まる未来 - 最先端の金属研究シーズ×企業マッチング
～東北の先端研究と関西の技術力が結ぶ新たな可能性～

CNビジネスベースでは、大阪府内企業の技術開発・商品開発のニーズと、東北大学 金属材料研究所が
持つ最先端研究シーズをつなぐシーズマッチングを実施します。
共同研究等による中小企業の高付加価値化を通じて「事業の多角化」や「新たなビジネス創出」を
積極的に支援するものです。
講師からは、産学連携や研究開発補助金「成長型中小企業等研究開発支援事業（Go-Tech）」などの
活用を念頭に、研究成果が想定される製品イメージや連携に求める条件についても具体的かつ、
わかりやすく紹介いただきます。

日時：2025年10月28日(火)　14:00－16:00
会場：グラングリーン大阪北館 JAM-BASE 4階 産総研・関経連うめきたサイト
　　　（アクセス：https://umekita.com/jambase/access/）
定員：会場50名、オンライン（Zoom）100名
主催：大阪府（運営：CNビジネスベース事務局（受託：大阪科学技術センター））
共催：東北大学 金属材料研究所、公益社団法人関西経済連合会
参加費：無料

プログラム
（14:00-14:05）　挨拶　（セミナーの趣旨説明）　[CNBB事務局]

（14:05-14:15）　産学連携の取り組み紹介、連携にあたってのステップ、条件など [東北大学]

（14:15-15:30）　技術シーズの紹介　5テーマ（1テーマあたり：15分）
　　　　　　　　　詳細はPDF参照
　　　１　演題「元素間相互作用差を利用した機能性多孔質金属、相分離系複合材料と、
　　　　　　　　相分離系異種金属接合」
　　　　　金属材料研究所 非平衡物質工学研究部門 教授 加藤秀実氏
　　　　　　＜成果に係る想定する製品＞
　　　　　　　・機能性ナノ・マイクロ多孔質材料としては、黒鉛、シリコン、ステンレス、
　　　　　　　　ニチノール等
　　　　　　　・分離系共連続複合材料としては、Mo/CuやW/Cu等
　　　　　　　・相分離系異種金属接合としては、鉄鋼/チタン合金、鉄鋼/マグネシウム合金の接合

　　　２　演題「蓄電エネルギー・蓄熱エネルギー材料の研究開発」
　　　　　金属材料研究所 構造制御機能材料学研究部門 教授 市坪 哲氏
　　　　　　＜成果に係る想定する製品＞
　　　　　　　蓄電池、蓄熱を使った排熱を貯蔵システムなど

　　　３　演題「金属材料中の水素の新規な可視化法」
　　　　　金属材料研究所 耐環境材料学研究部門 教授 秋山英二氏
　　　　　　＜成果に係る想定する製品＞
　　　　　　　サワーガスや高圧水素ガス用のラインパイプや蓄圧容器、高強度鋼板部品等

　　　４　演題「カーボンニュートラルに向けた鉄鋼組織制御の取り組み」
　　　　　金属材料研究所 金属組織制御学研究部門 教授 宮本吾郎氏
　　　　　　＜成果に係る想定する製品＞　
　　　　　　　鉄鋼製品（薄板、厚板、棒鋼等）、熱処理部品等

　　　５　演題「高強度導電材料の開発事例」
　　　　　島根大学 材料エネルギー学部 教授 千星 聡氏
　　　　　東北大学 金属材料研究所 融合研究部 先端・萌芽研究部門 教授（クロスアポイントメント）
　　　　　　＜成果に係る想定する製品＞　
　　　　　　　電子部品用導電材料（リートフレーム、コネクタ、板ばね、プローブピンなど）、
　　　　　　　高強度線材（医療用ガイドワイヤなど）

（15:30-16:00）　ネットワーキング　名刺交換、質疑応答

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